未経験者歓迎バイトの落とし穴

それブラックバイトかも?「未経験歓迎」は要注意!

ブラックバイトだとしても辞める権利はあります

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ユニオンに集まる熱い期待

ユニオンに集まる熱い期待

ブラックバイト被害にあう学生が増えつつある中、ブラックバイトの悩み相談や解決支援を行う労働組合「ブラックバイトユニオン」に熱い期待がよせられています。アルバイト労働者の強い味方となるであろう「ブラックバイトユニオン」の概要をご紹介します。

あなたにも辞める権利がある

ブラックバイトを辞められない学生は二つの種類に分けられます。それは、辞めることを我慢していたり、あきらめたりして行動を起こさない学生と、辞める意志を見せているのに辞めさせてもらえない学生です。経済的な理由や次のバイト先を探すのがつらい、といった理由で行動を起こさない場合は仕方がありませんが、バイト先に「辞めたい」と伝えても無視されたり、逆に脅されたりする場合はどうしたら良いのでしょうか。

「辞める」ことも労働者の権利の一つ

ブラックバイトでは、「辞めたい」という意志を見せても相手にされなかったり、ずるずると先延ばしにされてうやむやになってしまう、ということがあります。また、「契約書にサインしたから絶対に辞めさせない」「契約書に書かれている損害賠償金を払うか、代わりの人間を連れてくる必要がある」などと脅されたり、暴力を振るわれることもあります。知識が無ければ、ここで行き詰まってしまうでしょう。
しかし、労働者には自分の意志で退職をする権利があるのです。これは法律で定められた権利で、会社員だけでなくアルバイトもこの権利を行使できます。これを無視して働かせるなら「強制労働」ということになってしまいますが、これも労働基準法によって禁じられています。

あなたにも辞める権利がある

「退職願」ではなく「退職届」を

「退職願」と「退職届」という言葉はよく似ていますが、その意味は大きく違います。退職願は、「辞めさせてください」という、同意を求めるお願いにすぎませんから、相手が「認めない」と言えばそれまでですし、自分でそれを撤回することも可能です。一方、退職届は同意を求めない「届け出」ですから、相手が同意しなくても関係ありません。また、これを出した以上、自分も撤回することはできません。それほど強いものなのです。ブラックバイト側が何を言ったとしても、退職届を渡せば「労働契約の解約の申し入れ」をしたと見なされ、相手が受け入れるか、二週間が経過した時点で自動的に退職となります。たとえ契約期間が決まっていたとしても、「やむを得ない事由」があれば認められますし、学生の場合は学業がこれに当たりますから問題ありません。
ただし、普通に渡しただけでは、相手が「退職届を受け取っていない」という言い逃れをしてくる可能性があります。ですから、たとえ相手が退職届を処分しても、「○月○日にこのような内容の文書を渡し、相手がそれを受け取った」という証拠が残るような方法を使う必要があります。そのためには、配達証明付きの内容証明郵便を使うと良いでしょう。

一人で苦しまない

ブラックバイトによって肉体的にも精神的にも疲れ切っている状態では、行動を起こすのが難しいこともあるかもしれません。そんな時は、ブラックバイトユニオンなどの相談機関に頼るのも良いでしょう。自分一人で悩んでいても、何も思いつかずにあきらめてしまうことも多いですから、知識のある専門家の助言を聞くということはとても大切です。