未経験者歓迎バイトの落とし穴

それブラックバイトかも?「未経験歓迎」は要注意!

安全な未経験歓迎バイトとは

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ユニオンに集まる熱い期待

ユニオンに集まる熱い期待

ブラックバイト被害にあう学生が増えつつある中、ブラックバイトの悩み相談や解決支援を行う労働組合「ブラックバイトユニオン」に熱い期待がよせられています。アルバイト労働者の強い味方となるであろう「ブラックバイトユニオン」の概要をご紹介します。

「未経験者歓迎」でも採用する理由

ブラックバイトは「未経験者歓迎」という言葉でバイト経験の無い、あるいは少ない若者を誘うことが多いのですが、この言葉を使っている所がすべて危険なブラックバイトというわけではありません。では、そうした普通のアルバイトでもこの言葉が使われるのはなぜでしょうか。

「未経験者歓迎」のバイトで考えられるリスク

普通に考えれば、正社員もアルバイトも経験者が欲しいはずです。何も知らない新人を教育するよりは、すぐに働いてもらえる人材の方が、時間的・人的コストをかけずにすみます。ということは、まず考えられるのは「本当は経験者に来て欲しいが、応募してくれる経験者が少ないので、仕方なく未経験者を集めようとしている」というパターンです。とにかく今、人手が欲しいので、とりあえず人数を集めて、その中から使えそうな人材を絞ろう、というわけですね。この場合、経験者が集まらない理由として、「労働条件が悪すぎる」「職場環境が悪くて辞めてしまう人が多そうに思える」といったことが考えられます。言い方は悪いですが、経験者なら避けて通るようなアルバイトだからこそ、未経験者を騙して誘い込もうとしているわけです。当然、このようなアルバイトに未経験者が応募することは避けるべきでしょう。しかし、その一方で、経験者が喜んで応募するような好条件のアルバイトでも「未経験者歓迎」という言葉が使われることがあります。これには次のような理由があると考えられます。

「未経験者歓迎」でも採用する理由

職場の停滞状態を改善したい

たとえば一つの職場に専門家が集まって、毎日専門的な話をしていれば、自然とその内容や結論は偏ってきます。そこにまったくの素人を入れれば、今まで気付かなかった視点に気付けたり、「この結論しか無い」と思っていたことに別の結論を見つけられたりするかもしれません。また、人間関係の改善が期待できる場合もあります。

クセの無い新人が欲しい

たとえ同じ業種でも、一つの職場で学んだルールが他の職場でも常に通用するとは限りません。むしろ、以前の職場のやり方や、自分なりのやり方に必要以上にこだわり続け、新しい職場でのルールを守らず、学ぶ気も無いという困った経験者もいます。どんなに経験豊かで有能だったしても、これでは使いづらいですよね。何も知らない未経験者なら、教えたことに疑問を持たないで素直に覚え、それに従ってくれますから、こうした場合には好まれます。

経験よりも人間性などを重視している

たとえ未経験者でも、しばらく働いていれば仕事の知識や上手なやり方を身につけることはできますが、その人自身の性格や魅力、センスなどはそう簡単には変わりません。客と顔を合わせない職場ならともかく、接客が重要となる職場なら、無愛想な経験者よりも明るく話のうまい未経験者の方が好まれるでしょう。このように、正当な理由で「未経験歓迎」を使う所もありますが、逆にそのことでブラックバイトとの判別が難しくなっているのも事実です。